浜松市のお客様からお電話があり、パソコンの調子が悪いので見て欲しいとのこと。はじめてのご依頼ありがとうございます。
パソコンはデスクトップ型のDELL Vostro 3267で、Windows 10 Home x64、Core i3-6100、4GB、HDD500GBといった性能。
Windows 10のスリープ中に、USB機器を取り外すときの音が何度も鳴り、スリープ後にフリーズしていたり、Outlookでメール送信ができなかったりと、症状は様々です。
機械的な故障とシステムの不具合の両方が考えられるので、現地でデータのバックアップをまず先に行い、その後にパソコンを持ち帰って原因を切り分けます。
DELLパソコンにはDiagnostics(機器診断ツール)が標準装備されているので、まずは機器診断を進めてみると・・・エラーが出ました。
「2000-0142」エラーコードは、過去に数え切れないほど出てきていますが、ハードディスク故障・障害のエラーコードです。
このエラーが出たら、ハードディスクを交換する方が良いでしょう。
ハードディスク診断ソフトをインストールしてみても、やはり障害が出ているので、早めの対策が必須です。ハードディスク交換もいいのですが、せっかくなら高速化が可能なSSDがベストでしょう。
データのバックアップはすべて済ませているので、ハードディスクからSSD(キングストン製240GB SQ500S37)に交換して、Windows 10をインストールしていきます。
ハードディスクが完全に故障するとデータ復旧も難しいので、故障する前にデータのバックアップが行えて助かりました。
Windows 10をインストールし直したので、すべての設定をやり直すことになりますが、これでSSDに交換&システムもきれいになり、今後も気持ちよく使用できる環境になりました。
ハードディスクに限らず、機械部品はすべて故障しますので、その故障を前提にして考えていくことが大切です。
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