お客様のお話をお聞きすると、以前からUSBメモリの調子が悪く、ずっとだましだまし使っていたそうですが、今回は完全に認識しない状況になったとのこと。
こちらでもパソコンに挿入して何度も試してみますが、やはり状況は同じで認識しません・・・
専用ツールを使い、かろうじて何とかデータ復旧が完了、データ容量が110MBと少なくて助かった面もありました。容量が大きいとそれだけ復旧の時間もかかり、今回の場合は途中でエラーになっていた可能性もあります。
その後はセキュリティチェック、文字化け確認、いくつかのデータを開いて破損状況の確認を行い、すべて問題はありません。せっかくデータ復旧できても破損して開けない、画像が欠けていることもあるので心配でしたが、今回は問題なし。
データ容量が少ないので、USBメモリ16GBへデータコピーして納品となりました。
USBメモリは安価なこともあり、一時的なデータの受け渡し用として使うのが一般的で、長期保管には不向きだと覚えておきましょう。SDカードも同じですね。
長期保管や大事なデータに関しては、外付けハードディスクやクラウドに保存するのがお勧め。個人的にも外付けハードディスクとクラウドをフル活用して、データ管理を行っています。
今回は内容が厳しく、データ復旧は厳しいかな?と思っていましたが、無事に完了してひと安心です。もしデータ復旧が不可の際には、料金はいただいていないのでご安心ください。成功報酬型となっています。
ということで、今回は袋井市からのデータ復旧のご依頼でした!
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今回はハードディスク自体の物理的な故障が原因で、こちらでは対応不可となりました。物理的な故障はなかなか厳しいですね・・・