USBメモリは単価が非常に安価ですので、耐久性や寿命は短めで、ちょっとした衝撃や破損で中のデータが閲覧できなくなることが多いです。
昨日まで普通に使えていたのに、今日になって突然データが見れなくなった・・・ということもあり(USBメモリだけに限りませんが)、常日頃のデータのバックアップがいかに大切か、ということです。
上記の画像は、WindowsパソコンにUSBメモリを接続した際の表示です。DドライブにUSBメモリは認識していますが、中の表示がない状態です。
状態が不安定なので、ある時には下記のエラーメッセージが出ることも・・・USBメモリは勿論挿入していますが、認識していないわけです。
ディスクの挿入
USBドライブ(D:)にディスクを挿入してください。
フォーマット - USBドライブ(D:)
ドライブD:にディスクが入っていません。
ディスクを挿入してからやり直してください。
Windowsの「ディスクの管理」を開いてみると、こちらも下記のように「メディアなし」と表示されており、通常の状態とはかけ離れた状況です。
ツイッターで検索してみると、同様のエラーで困っている方もいました。突然起こるエラーで焦りますね・・・
USBメモリ挿したら「USBドライブにディスクを挿入してください」とか表示されて中のデータ見れなくなった...
— 紅茶/ゆいづき (@pome_rkk) December 7, 2021
こういったUSBメモリの不具合の状況では、通常のWindows操作ではデータが見られませんので、データ復旧専用ツールを使用して復旧を試みていきます。
機器の物理障害(故障)に比べれば論理障害(システム不具合)の方が復旧率は高いですが、それでも実際に取り込んでみないとわかりません。
時間をかけてデータ復旧を進めていくことになります。
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