パソコンは古いWindows 7搭載の液晶一体型で、下記の東芝製 dynabook Qosmio D711/T5CBとなります。
液晶一体型AVPC dynabook Qosmio D711 <仕様>
OSはWindows 7で2011年夏モデルということもあり、10年以上前のパソコンということで、さすがに故障や劣化は避けられないところ。
お客様に聞くとパスワードが不明でログインできないと仰っていましたが、ログインどころかその画面まで到達しません。
Windows破損やハードディスク故障が考えられますが、セーフモードも不可、別OS(Linux)でもハードディスクへのアクセス不可、データ復旧用起動デバイスも不可、ハードディスク故障の可能性が高くなってきます。
ということで、D711/T5CBを分解してハードディスクを物理的に取り出します。
液晶一体型パソコンは分解が厄介なことが多いですが、このD711/T5CBもツメが固く難儀しました・・・分解に関しては、下記のサイトが約に立ちそうです。
分解動画有り 東芝 REGZA PC dynabook Qosmio D711/WTMEB HDD交換 分解 D710,DX1210
ちなみに、D711/T5CBを分解した写真はこのような感じです。ここまで来れば、各パーツへのアクセスも可能となります。ハードディスクは中央下側にありますね。
ハードディスクも10年以上経過しており、パソコン自体の外観もかなり劣化しているので、故障の疑いが高いのですが・・・
取り出したハードディスクを外付けして、他パソコンで読み込んでみましたが、案の定まったく認識していません。
最初はハードディスクが動作する音がしますが、すぐに音が消えて無反応になります。いつまで経ってもハードディスクにアクセスすることはできませんでした。物理的な故障ですね。
ハードディスクの物理故障だとデータ復旧は非常に厳しいのですが、他業者さんへの外注依頼も可能ですので、現在お客様と確認中の段階です。
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