静岡県浜松市のお客様よりデータ復旧のご依頼がありました。外付けハードディスク（IODATA EC-PHU3W1）が突然認識が不安定になり、データを使用できなくなったとのことです。
該当の機器は下記となり、2013年10月発売モデルですので10年以上前のモデルですね・・・
外付けハードディスク1TB（IODATA EC-PHU3W1）
使用期間も10年近いということで、さすがにいつ故障してもおかしくない状況。
機器の基盤が不具合を起こしているようで、USBケーブルで接続して認識しても、すぐに途切れてしまい、その状態を繰り返すようになっています。
中のハードディスクを取り出すために分解していきます。
分解自体はそれほど手間ではありませんが、引っ掛けているツメは割れがちです。
再利用はできなくはないですが、ツメが割れてしまうため固定が少し甘くなります。
こうして分解したり不具合がある時点で、再利用する方は少ないとは思いますが・・・
上記のように分解できれば、あとは外付けハードディスクケースに接続してデータ復旧を進めていきますが、今回はハードディスク自体も経年劣化で動作・認識が不安定な状況。
それでも、専用ツールを用いて少しづつ手作業で時間をかけてデータ復旧を進めていきました。
最終的には500GB近いデータを復旧することができ、なんとか事なきを得ました。
パソコンやスマホも同じですが、外付けハードディスク自体は安価で買い替えはききますが、中に入っているデータは買い替えがききません。
データのバックアップを慎重に取って、安全にデータを利用するようにしましょう。
ということで、今回は静岡県浜松市からのご依頼でした。どうもありがとうございました！
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